サンタクロースの国フィンランドは意外なビール大国だった
12月に入ると、世間ではクリスマス一色。そこかしこで、サンタクロースの姿を見かけます。
サンタクロースのふるさとはフィンランド。
フィンランドと言えば、真っ白な雪、澄んだ湖と美しい森の自然が思い浮かぶ方も多いでしょう。でも、そんなフィンランドには意外な一面があります。
実はビール好きにはたまらない、知る人ぞ知るビール大国なのです。今回は、フィンランドビールの魅力やその秘密をご紹介していきます。
知る人ぞ知るビールの魅力
苦味が控えめで、ほんのり甘みを感じるものが多いのが特徴のフィンランドビール。主流となっているのは、低温発酵で作られるラガーやピルスナーです。これには、フィンランドの寒冷な気候や、穏やかな味を好む国民性が影響しているといわれています。
フィンランドには、魅力的なビールブランドがたくさんあります。その中でも特に人気の3銘柄をご紹介しましょう。
1. カルフ (Karhu)
フィンランド語で「熊」を意味する名前の通り、力強い印象のビール。濃厚な甘みと香ばしい後味が特徴で、重厚な風味を楽しめます。
2. サンデルス (Sandels)
すっきりとした喉越しが日本人にも馴染みやすいと評判です。
3. ラピン・クルタ (Lapin Kulta)
「ラップランドの金」という名前のこのビールは、北極圏の水と小麦を使っています。泡立ちが良く、軽やかな甘みと爽やかな味わいが食事にもぴったり。
フィンランドのアルコール事情は日本とかなり違います。
例えば、アルコール度数5.5%以下のものはスーパーで気軽に買えますが、それを超える度数のものは専門店でしか販売されません。
また、日本ではキンキンに冷えたビールが主流ですが、フィンランドではややぬるめの温度で楽しむことが多いようです。さらにジョッキではなく、持ち手のないグラスで飲むスタイルが一般的とのこと。
フィンランド製のビールが手に入ったときは、冷蔵庫に入れず常温で、グラスに入れて、現地の気分で飲んでみるのもいいかもしれませんね。
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