大谷選手と戦った「ブリュワーズ」から見える、世界三大ビール産地の物語

ビールと野球の街『ミルウォーキー』

 

今季、メジャーリーグのポストシーズン進出をかけて、ロサンゼルス・ドジャースと激闘を繰り広げたチーム、それが「ミルウォーキー・ブリュワーズ」でした。

初めてこの名前を聞いたとき、
「ビール工房の名前みたいだな」
と感じた方もいるのではないでしょうか。

実はその通り。“Brewer”=醸造者。
ブリュワーズはまさに、ビール文化の街・ミルウォーキーを象徴するチームなのです。

そしてこのミルウォーキーは、ドイツのミュンヘン、日本の札幌と並んで、世界三大ビール産地のひとつに数えられています。
それぞれの街には、ビールと共に歩んできた歴史があります。

 

 

世界のビール首都



ミルウォーキー─アメリカの「ブリュワーズ・シティ」
アメリカ中西部のミルウォーキー。
この街のビール文化を支えたのは、19世紀にやってきたドイツ系移民たちでした。
彼らがもたらした醸造技術により、1840年代にはビール産業が急成長。
やがてミルウォーキーは“Beer Capital of the World(世界のビール首都)”と呼ばれるようになります。
その象徴が、メジャーリーグチームの「ブリュワーズ」。
ユニフォームには麦の穂が描かれ、ロゴの中には“m”と“b”の文字が隠されています。

球場にはかつて、地元の老舗ブルワリー「ミラー社」の名前が冠され、ホームランが出るとマスコットが滑り台を滑る──そんな遊び心も“ビールの街”らしさそのものです。

ビールが結ぶ、街と人のストーリー

ミュンヘン、ミルウォーキー、札幌
3つの街に共通するのは、「ビールが人をつなぐ」ということ。
ビールは単なる飲み物ではなく、街の歴史、産業、そして人々の誇りを映す文化そのものです。

来シーズンも、ブリュワーズとドジャースの熱戦を観ながら、
それぞれの街のビールを味わう─そんな「世界三大ビール紀行」も、きっと楽しいに違いありません。

 

 

 

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