江戸から昭和を駆け抜けた偉人とビールの関係
「新札の顔・渋沢栄一とビールには深い関係があった!」
今年7月に新札が発券されますね。
その中でも一万円札になる渋沢栄一は、ビール業界にとってなくてはならない人物だったことはご存知でしょうか?
渋沢栄一は、サッポロ、キリン、ヱビス、アサヒの役員だったという、今ではあり得ないキャリアを持っていました。
現在のビール産業における重要人物といっても過言ではないですよね。
ビール産業の発展にも尽力
キリン
横浜にジャパン・ブリュワリー・カンパニー(現キリンホールディングス)が誕生した1885年の翌年、増資の際に出資し、日本人株主として名を連ねています。1889年には重役に任命されています。
サッポロ
開拓使麦酒醸造所(現サッポロホールディングス)が民営化され、渋沢栄一らが事業を譲り受けて『札幌麦酒会社』を設立し、初代会長となりました。
エビス・アサヒ
明治時代、国力強化策として、当時のビール会社の大手3社が合併し『日本麦酒』となり、取締役として渋沢が経営参加しています。
この3社がサッポロビールの『札幌麦酒』、エビスビール『日本麦酒』、アサヒビールの『大阪麦酒』だった、ということですね。
大日本麦酒は戦後、アサヒブランドの『朝日麦酒』、エビス・サッポロブランドの『日本麦酒』に分割されています。
そんな渋沢ですが、実はお酒は弱く、ビールもほとんど飲まなかったとか。
それでも、1901年に施行された麦酒法に対して、低減するべきだと請願をだしています。
好きではないが、業界の産業発展には大いに力を注ぐその姿勢は、いかにも、生涯を通して「私利を追わず、公益を図る」という渋沢らしく感じられますね。
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