今、日本で一番飲まれているお酒はビールですが、
その昔は贅沢品でもありました🍺
そんな時代にビールを好み、
作品の中で女性がビールを飲むシーンを
多く描いた作家がいます。
「細雪」「痴人の愛」が代表作の谷崎潤一郎です。
谷崎潤一郎の食事に関するエピソード
『細君譲渡事件』のような
女性にまつわる逸話に事欠かない一方で、
食事に関するエピソードも多く残されています。
例えば、
- レストランで食事をしていたら火事が起きた。その場にいた客は全員逃げたが、谷崎だけは完食するまで逃げずに食べ続けていた
- 鍋料理で自分が食べたい具材には、他の人が食べないようツバを吐いた
- すき焼きをすると「ここからは僕の領分」と箸を立てた
など、数え上げるときりがありません。
毎日の食事の時間に厳密で、来客などで予定が狂うと不機嫌になった
そんな谷崎が一番好きだった食べ物は鱧(はも)。
松子夫人の手記にも記されており、
鱧について語る作品もあります。
鱧はピルスナーと相性抜群
夏に旬を迎える鱧は、
夏に一番おすすめのピルスナーと相性抜群。
さらに、ピルスナーの持つ透明感のある
金色の美しい色合いは、
読むごとに五感が研ぎ澄まされていく感覚になる
谷崎の作風にもよく合うと思います◎
独自の思想に基づく美と官能の世界観が時代を超越し、
日本のみならず世界で人気のある谷崎潤一郎。
暑い夏、冷えたピルスナーを片手に、
谷崎の世界に触れてみるのもいいかもしれませんね。
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