IPA=苦いは思い込み?

 

『IPA=苦い』は、思い込み。IBUの誤解とやさしいIPAの選び方

 

IPAは苦い。
このイメージが強いせいでしょうか。
IPAに苦手意識があるかたが実際かなり多いようです。
もったいないなと思うのは、IPAって本来“苦味の罰ゲーム”じゃなくて、香りの遊び場でもあるから。
もちろん、しっかり苦いIPAもあります。ありますが、近年は「強い苦さがウリ」より「香りで魅せる」方向に振れてきているので、選び方さえ間違えなければ、IPAは普通に“おいしいジャンル”なのです。

 

 

苦みだけでは語るのはもったいない!



IBU=苦味の偏差値ではあるけれど・・・
IPAの説明でよく出てくるIBU。これは International Bitterness Units(苦味の指標) で、ざっくり言えば苦味の数値化です。
なのですが、この「苦みの数値化」という表現からIPAの誤解が始まることが多いです。

IBUが高い=苦い、はだいたい合ってます。
でも、IBUが低い=苦くない、とは限らない。
逆もあります。IBUが高めでも「そこまで苦く感じない」ことが普通にある。

なぜなら、苦味は数字だけで決まらないからなのです。
モルトの甘みやコクがあると、苦味は丸く感じやすい
アルコール感が強いと、苦味が立って感じやすい
炭酸が強いと、苦味がシャープに出やすい
香りが華やかだと、「苦い」より先に「いい香り」が来る
つまりIBUは便利だけど、あくまで目安。
“あなたの舌がどう感じるか”まで保証はしてくれません。

「香り」と「苦味」は、別物
IPA=苦い、と思われがちな理由は、ホップをしっかり使うスタイルだから。
でもホップがくれるのは苦味だけじゃない。
柑橘、トロピカル、松、ハーブ、白ぶどう…みたいな、あの香り。
今のIPAはここが主役になることも多いです。

“やさしいIPA”は、ちゃんとあります
IPAにも方向性がいろいろあって、入口向けは大きくこのへんになります。
① ヘイジーIPA(Hazy IPA / NEIPA)系
濁りがあって、口当たりがやわらかいタイプが多い。香りがトロピカル寄りで、体感としては“苦味よりジューシー”になりやすい。
「苦いの苦手」な人が、いきなり「あれ?これ好きかも」になるのがここですね。
② セッションIPA(Session IPA)系
度数控えめで軽快。重たさが少ない分、苦味の圧も出にくい。
「今日は軽く飲みたい」日にちょうどいい。
③ “飲みやすさ”寄りのIPA(実質、香りのいいペールエール寄り)
IPAを名乗ってるけど、体感は「香りのいいペールエール」みたいな子がいます。これが肩慣らしに便利。
逆に、最初の一本として避けたいのは、
ダブルIPA/インペリアルIPA
度数も香りも苦味も全部盛りになりがちなので、ここから入ると「IPAは無理」になりやすい。初手に置くには強いです。

IPAは「苦い」で止めるには惜しい
IPAって、苦味だけで語るジャンルではありません。
香りのタイプの幅が広いし、入口向けの“やさしいIPA”もちゃんとある。
もし「苦いから無理」のまま止まってるなら、一回ヘイジーかセッションを。
それで印象が変わったら、IPA沼にハマるかもしれませんよ。

 

 

 

 

 

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