キンキンに冷えたビールは美味しくない?
冷たいビールがおいしい季節!
そういえば、ビールって、
キンキンに冷やした方がおいしいイメージがありませんか?
実はそうでもないのです。
ビールを冷やし過ぎるのはビールの劣化につながり、風味を損なってしまう場合もあるんですよ。
ビールは0度を下回ると凍ってしまうのですが、凍る前に取り出したとしても、過剰に冷やしてしまうことで泡立ちが悪くなります。
また、3度以下になるとタンパク質や炭水化物の成分が変化して濁りがでてしまいます。これは「寒冷混濁」と呼ばれる現象で体には無害ですが、ビール本来のおいしさは大きく損なわれてしまうのです。
こういったことを考えると、ビールを冷凍庫に入れるのはやめたほうがいいですね。
また、ビールは冷蔵庫から出したらすぐに飲みたくなりますが、ビアスタイル(ビールの種類)ごとにおいしく飲めるタイミングや温度があるのです。
解説!スタイル別のビールの適温
ビールのスタイル別に飲みごろ温度をまとめてみましたので、ご参考になさって下さい。
・ピルスナー:約5〜7度
・ホワイト:約7〜9度
・ヴァイツェン:約9〜10度
・IPA:約10〜12度
・スタウト:約11〜13度
通常、冷蔵庫の庫内温度は5度前後に設定されていますので、ピルスナーなら冷蔵庫から出してすぐ飲むのがよさそうですね。
逆にIPAやスタウトなど適温が10度を超えるものは、冷蔵庫から出して10分くらい経ったころが飲みごろです。
銘柄によっては、ラベルに最適な温度が書かれている場合もあるので、確認してみましょう。また、メーカーの公式サイトをチェックしてみるのもいいですね
適温を気にして飲むことで、ビールの新たなおいしさを知るかもしれませんよ。
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