ビール好きなら、飲食店での最初の一杯は
「とりあえず生！」
と言いたくなりますよね。

ではこの「生ビール」と、
そうではないビールの違いはご存知ですか？

樽詰めでジョッキ提供されるのか生ビール、
瓶ビールや缶ビールは生ビールではないというような
イメージはありませんか？

実は、それは間違いなんです。

生ビールは熱処理をしていないビールのこと

 

生ビールは「生」という文字通り、
熱処理をしていないビールのこと。

この熱処理とは、ビールの製造工程の中で
加熱することで、酵母の殺菌が主な目的となります。

昔は殺菌の手段が加熱以外なかったので、
生ではないビールが主流でした。

現代では技術が進歩し、
ろ過だけで安全性も品質も守られた
生ビールが生産できるようになっています。

そのため現在は、
販売されているほとんどのビールが
生ビールなのです。

また「ラガービール」を生ビールではないと
思う方もいらっしゃるようですね。
実はこちらも間違いです！

これは、元々熱処理をしたビールを
ラガービールと呼んでいたことに
由来しているかもしれません。

そもそも「ラガー」とは、
ビールのタイプを表した言葉です。

 

ビールのタイプを表す言葉は2つ、「ラガー」「エール」

ビールのタイプを表す言葉は2つあり、
この「ラガー」と、もう一つは「エール」です。

そして「ラガービール」とは
「貯蔵工程で熟成されたビール」と
決められているので、ラガービールの中に、
生ビールも熱処理ビールも含まれているのです✨
　
生ビールと、そうではないビール。
違いは、加熱処理の有無で、
どちらもビールを美味しくするための
工程だったんですね！

 

 

 

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