そもそもクラフトビールとは?定義と特徴をプロが解説<後半>

 

 

 

 

前回の投稿に引き続き、今回も
クラフトビールについて考えていきたいと思います。

『クラフトビール』と『地ビール』の違いとは?

「クラフトビール」とよく似た言葉に「地ビール」があると思いますが、
この2つの違いについては、分からない方が多いのではないでしょうか?

そもそも、クラフトビール自体の定義が明確ではなく、ディアの表記も、「クラフトビール(地ビール)」としている場合も多いのです。

全国地ビール醸造者協議会(JBA)のクラフトビールの定義でも、

  1. 大手メーカーから独立してビールづくりを実施している
  2. 1回の麦汁製造量が20キロリットル以下で、醸造者の目の届く製造をしている
  3. 伝統的な製法で製造、あるいは地域特産品などを原料とした個性的なビールを醸造している

とされています。

出典:http://www.beer.gr.jp/local_beer/

 

クラフトビール(地ビール)と記されていることから、製造技術的な違いは無いようですね。

地ビールは、1994年の規制緩和後、爆発的に広がったのですが、1997年ごろには一気に衰退してしまいます。

これは、個性を追求しすぎた味わいによるものが大きかったようです。

しかし、ブームが去った後も地ビールが無くならなかったのは、醸造元や職人の方々が諦めることなく
コツコツと改良し続けられたからに他なりません。

その努力の結果が、現在のクラフトビールブームに結びついています!

現在「クラフトビール」と「地ビール」については、明確な違いがありません。

しかし、昔の地ビールブームが無ければ、今の日本のクラフトビールが誕生しなかったことは間違いないのではないでしょうか。

 

 

 

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