ビールの大事な原材料・ホップ
ビール作りには欠かすことのできないホップ。
ホップは、ビールに苦味や香りを加え、さらに泡持ちをよくしてくれる役割もしてくれる存在です。
そんなホップですが、植物であること以外、案外何も知られていないですよね。
ということで、今回はビールの材料であるホップについてお伝えしたいと思います。
ホップの意外な生態と花言葉
ホップは、アサ科・カラハナソウ属に分類されるツル性の多年草で、雌花と雄花を別々につける雌雄異株(しゆういしゅ)。
1年で8~9mほどにツルを伸ばし、7〜9月頃に線香花火のような花を咲かせた後、雌花だけが松ぼっくりのような形に変化します。
その特徴的な形から、「球花(きゅうか)」「鞠花(まりばな)」と呼ばれ、これがビールの原料となるのです。
ちなみに、授粉してしまうと味が落ちてしまうことから、栽培農家では雄株はほとんど栽培されていません。
ホップは、ビールに苦味や香りを加え、泡持ちをよくしてくれます。
さらに、余分なタンパク質を沈殿させてビールの濁りを取り除く作用もあります。
そんなホップには、「希望」「信じる心」「天真爛漫」といったなどの花言葉があります。
ビールには、楽しく陽気なシーンで飲むイメージが強いことから、こういったポジティブな花言葉が選ばれたのかもしれませんね。
今、ちょうど、ホップの花盛りシーズン。
最近、日本の各地でもホップ農家が増えているようです。
もしかしたら、ホップの花を目にする機会があるかもしれませんね。
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