消えたビールを飲む効果音「ゴクゴク」のなぞ

ビールのCM今昔「ゴクゴク音」が消えた?

一年中美味しいビールは、四季折々色々な
パターンのCMが流れていますよね。
ところで、ビールのCMといえば
冷たいビールをゴクゴクのどを鳴らして
飲むイメージがありませんか?

実はこの「ゴクゴク」というビールを飲む効果音
今はイメージの中だけの音なんですよ。

確かに、
一昔前までゴクゴクとのどを鳴らす音は
「のどごしの良さ」などを表す
効果音として使用されていました。

それがなぜなくなったのでしょう?

ビールを飲む効果音が消えた理由

これには理由があります。
2016年7月、特にTV広告での
効果音はアルコール依存症の方にとって
苦痛との意見に配慮し、
飲酒に関する連絡協議会が広告の
自主基準を強化したものです。

  • テレビCMでのど元を通る「ゴクゴク」などの効果音を使用しないこと
  • お酒を飲むシーンでのど元のアップの描写をしないこと

という規制が設けられました。

アルコールを販売する側の配慮

この規制自体に法的拘束力はありませんが、
業界はこれまでにでも、
独自に未成年者や妊婦らの飲酒を誘発しないよう
自主基準を設けています。

こういった規制の中で、ビールの美味しさを
引き立てるCMが作られていることは、
頭が下がる思いがしますね。

 

 

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