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【今がチャンス!】新規事業でクラフトビール作りがオススメな3つの理由

Last updated on 2024年10月18日

■目次

  1. クラフトビール事業を始める意味
    • 成長する市場
    • 中核事業以外の新規事業として
  2. 手軽に始められるクラフトビール事業
    • 小規模から始められる
    • 既存のリソースを活用できる
  3. クラフトビール事業の将来性
    • 日本での将来性
    • 若者への人気
  4. クラフトビールの「引き」とは
    • 「ここでしか飲めない」ビール
    • ブランド化
    • コストパフォーマンスの良さ
  5. クラフトビール工場を立ち上げるには?
    • 日本では免許が必要
    • 日本では免許が必要
  6. この記事のまとめ
    • ポイント①1人から、6坪から始められる
    • ポイント②日本での将来性
    • ポイント③お店に来る理由になる



クラフトビールの醸造は、実は新しい事業にオススメです。

このブログ記事では、新規事業としてのクラフトビール作りに着目し、その魅力を深掘りします。

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【この記事を書いた人】

アウグスビール株式会社
取締役COO 村井 庸介

店舗併設型クラフトビール工場の立ち上げ支援を行う。
1985年生まれ。慶應義塾大学を卒業して野村総合研究所に入社。
独立後、老舗クラフトビールのアウグスビールの坂本社長と出会い、クラフトビール造りにほれ込み株主となる。




1. クラフトビール事業を始める意味



成長する市場

クラフトビールの市場は、急速に成長を遂げています。
2021年末は559ヶ所だったのに対し、2023年末には805ヶ所まで増えています。
急増していることがわかるでしょう。


中核事業以外の新規事業として

既存の中核事業だけでは、このままでは限界と感じてクラフトビールに参入する企業も多いです。
また、材料の値上げ、水道光熱費の値上げ、賃上げなどで負担が増える中、なるべく小さく新規事業を立ち上げたいという要望も多いでしょう。

コロナ以降、地元にお客様が戻らないということもよく聞きます。
クラフトビールがお客様を呼び戻す施策となるかもしれません。



2. 手軽に始められるクラフトビール事業



小規模から始められる

クラフトビールの醸造は、少人数でも始められるビジネスです。

新規事業で大切なことは「今いる人で作れる」ことです。
新しい事業のために「人」「物」「金」を最小限で始められるのがクラフトビール工場の1つの魅力です。

既存のリソースを活用できる

クラフトビール醸造は、既存の人材やリソースを活用しやすい事業です。

新しい部署や人員を増やすことなく、現在のビジネス構造内でクラフトビール事業を展開できます。
工場は最低6坪からできるため、空きスペースを活用することも可能です。

また、スタッフも最低1人から始めることができます。
政府の補助金を活用すれば金銭的な負担も減り、今あるもので始められる事業です。


3. クラフトビール事業の将来性




日本での将来性

日本では、クラフトビールの売り上げシェアは1%〜2%あまりです。
アメリカでのクラフトビールの売り上げシェアは25%。

つまり4人に1人はクラフトビールを選択しているということになります。
日本でも4人に1人まではいかなくても、今後「10人に1人」はクラフトビールを飲む人が増えるのではないかと期待できます。

若者への人気

未来の飲み手である20〜30代の都内女性はクラフトビールを飲む人が6割いるなど、これからのニーズにもマッチしています。
アンケートでも9割以上の人がビール工場付きレストランに行ってみたい、と回答しているという結果もあります。




4. クラフトビールの「引き」とは




「ここでしか飲めない」ビール

クラフトビールは新鮮なイメージや景観が「引き」になります。
「ここでしか飲めない」という特別感が集客力になるでしょう。

ブランド化

店舗や地域の良さを生かし、「地元の名所」にしていくことも可能です。
コロナ禍以降、お客様が戻らないお悩みにもマッチしています。

コストパフォーマンスの良さ

自社工場ですので、自社の都合に合わせて時期や量をコントロールできます。
また、工場が併設していると「物流費」もゼロということですので、コストパフォーマンスが高い事業と言えます。



5. クラフトビール工場を立ち上げるには?


日本では免許が必要

クラフトビールを造るには「免許」が必ず必要です。

免許を取得するには、専用の土地・建物とビール醸造設備、そして醸造の経験(研修)が必要となってきます。
この免許を取るまでの期間が長引いてしまうと、稼働できないままの土地・建物・設備を持ち続けないといけなくなってしまうため、なるべく早く免許を取得することが大事です。

この免許取得を自己流で行うと1年以上かかることもあるため、プロの手を借りることがスムーズに進めるコツと言えるでしょう。

2026年以降免許取得が難しくなる?

ビールの税金が変わることにより、2026年以降、免許の取得条件が厳しくなる可能性があります。

まだわかりませんが、新免許の要件が厳しくなる可能性があるため、2026年までに取得するのがオススメです。



6. この記事のまとめ

ポイント①1人から、6坪から始められる

「人」「物」「金」を抑えて新規事業が始められることは1つの魅力です。

ポイント②日本での将来性

日本でのクラフトビール売り上げシェアはまだ1〜2%です。 アメリカと比較してもこれからシェアが伸びていく可能性が期待できるでしょう。

ポイント③お店に来る理由になる

クラフトビールは「ここでしか飲めないビール」です。 実際に来客する理由になり、ビールの売り上げだけでなく、自社商品を見てもらい、知ってもらうきっかけにもなるでしょう。


このように、クラフトビール工場が新規事業にオススメな理由を挙げてみました。

小規模から始められて、これからの将来性も見込めるクラフトビール事業、検討してみてはいかがでしょうか。


この記事は、下記のYoutube動画をわかりやすくまとめたものです。

より詳しく知りたい方は元動画も併せてご覧ください。




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クラフトビール醸造
Published inクラフトビールマイクロブルワリー