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ウイスキーのソーダ割りを「ハイボール」と呼ぶのは何故?

お馴染み「ハイボール」ですが、皆さんは何故「ハイボール」と呼ばれるのか知っていますか?

今回はウイスキーよもやま話として、ウイスキーのソーダ割りを「ハイボール」と呼ぶようになった理由をお話ししましょう。

ジャパニーズウイスキーの誕生からまもなく100年。


ジャパニーズウイスキーは、スコッチ・アイリッシュ・アメリカン・カナディアンとともに世界5大ウイスキーにも数えられ、その評価や期待は年々高まっているようですね。

国内に目を向けると、長く続いた売り上げ不振状態から脱却した2008年以降、右肩上がりに売り上げが伸び続けています。


それにはもちろん、企業戦略が当たったことが大きいのですが、低糖質ブームや朝ドラの影響も非常に大きな影響があったと思われます。

また、ウイスキーが常温保存できること、そして飲み方を色々選べることも根強い人気の理由ではないでしょうか。

ストレート、ロック、水割りなど色々な飲み方がありますが、なかでも人気なのはソーダ割。

ハイボールですね。


ウイスキーのソーダ割のことをハイボールと呼んでいますが、考えてみれば不思議ですよね。

なぜこのようなネーミングになったのかご存知でしょうか?



これには諸説があるのですが、一番有名なのはスコットランドのゴルフ場で起こった出来事のようです。


まだウイスキーのソーダ割は珍しい飲み方だったころ、それを試していた時に高く打ち上げられたゴルフボールがグラスに飛び込んできたので
「これがハイボールというものだ!」
と言った、とされる説。


また、19世紀、開拓時代のアメリカ発祥説もあります。

当時の鉄道は、高い鉄塔にボールを吊るし、ボールが上がったら「進行」、下がったら「停止」というボール信号機で列車に指示を送っていました。

セントルイスのある信号係は、いつも列車を待っているときにバーボンを飲んでおり、ボールを上げる度にバーボンをソーダで割って一気に飲み干していたそうです。

そのことから、ウイスキーのソーダ割りのことを「ハイボール」と名付けられたといわれています。


さらに、もうひとつ。

こちらも鉄道の説ですが、列車が途中停止する際、先端にボールが付いた棒を掲げて合図をしていました。

その合図があれば、停車した列車内では乗客にウイスキーのソーダ割がふるまわれたことから「ハイボール」と呼ばれるようになったとも言われています。


このふたつの説は、アメリカのバーテンダースクールにも伝わっていることからアメリカでは信憑性が高いようですね。

その他、ソーダから上昇する泡をボールに見立ててハイボールと呼んだという説もあります。


お酒を飲みながら信号係とは、現代社会では大問題になってしまいます。
なんともおおらかというか。

ハイボールを飲まれる際、古き良き時代に想いを馳せながら飲んでみるのも悪くないかもしれませんね。





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Published inウイスキーよもやま